クンサーラ

フルーツ☆コンクエスト

奄美大島に伝わる原種柑橘クンサーラ

クサとも呼ばれ、海沿いの岸壁に自生していたりと根が強いため奄美では古くは柑橘の台木としてクンサーラがよく使用されたという。

奄美では謎柑橘の古木が多く残っており、それらも台木がクンサーラの場合があるらしい。

独特のお風呂の芳香剤のラベンダーの様な香りがあり面白いが、完熟すると黄色くなり甘い香りが主体になるためラベンダー香は弱まる。

糖度は11.9まで確認しており、3月には酸味が弱まり甘くなる。

1月末のいま、糖度は9.3。まぁ柑橘なら糖度8以上ならギリ食えるか。

種皮は厚く雑感類の様。

果皮のアルベド(白皮)が分厚く綿状で、これも雑柑類に近い。

ただ雑柑類とは異なり果実にアルベドがこびりつかないのでまぁまぁ剥きやすい。

果肉は黄色い。砂瓤が柔らかく瓤嚢が硬めなので潰れやすい。

さぁ、食べていこうか

やはり厚みがあり強い瓤嚢と柔らかい砂瓤による粒感の少ないジューシーな食感。やや強い酸味、独特なリナリルアセテートと過剰なR体のリナロールによるだろうラベンダーの香り。そこにS体のリナロールの甘い香りとほのかなリモネンのオレンジの香りが乗る。甘味は弱いが美味しく食べられないほどではない。

ベルガモットよりもラベンダーに近い香りを持つ柑橘、クンサーラ

見かけることは少ないと思うが

柑橘にラベンダーを感じたらクンサーラというものがあったなぁ、と思い返してみてほしい。

ちなみにに沖縄でシークーと呼ばれる謎柑橘はクンサーラと同種の可能性が高い。

ではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました