
河川敷や山の林縁に生える小さき卵のやふな果実をつけるつる性のウリ。
どこにでもあるカラスウリと比べてややレアリティが高い。

花は他のウリ科と比べると多肉質で小さな花弁が可愛らしい。

種子はミニチュアなキカラスウリのよう、平たく小さいが、沢山入っている。

糖度はほとんどが8〜10あり、4〜9が多いメロンの野生種より高い。

食べると多汁だが、うるんだスイカのようなシャリ感が果肉にあり、甘味は胎座部が強い。
ただ平たいプラスチックのような種子が沢山入っており煩わしい。
香りはノナジエナールのスイカ風味だが、メロンの後味の様にも感じる。

一玉だけ化け物級の糖度をもつスズメウリがいたが、果肉の甘さは普通で、胎座部の果汁が非常に甘かった。
スイカの様に果肉型のフルーツではなくメロンの様に胎座型のフルーツに改良されれば良い線いくかもしれない。

今のところスズメウリの最も美味いときは種子が硬化せずまだ柔らかい青い果実の時点。

まだ若い果実は果皮も柔らかく、キュウリの様に食べられる。

塩をもみ込み、糠漬けにするのも美味い。

小さいが糠漬けで酸味をプラスすることで存在感が増す。

そしてそのスズメウリの糠漬けに小麦粉をまぶし、卵液にくぐらせ、パン粉をつけて油で揚げると見た目も味もまるでグリーンオリーブのフライの様な美味さになる。
スズメウリの未熟果の最も美味い調理法は糠漬けのフライ。

栽培品種化の未来も期待出来そうな野草、スズメウリ。
見かけたら試しに食べてみたら如何だろうか?

ではまた。



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