ピタンガ

フルーツ☆コンクエスト

和名はタチバナアデク、別名カボチャアデク

ピタンガと呼ばれるこの果物は−3度くらいには耐えるためグァバとストロベリーグァバの中間くらいの耐寒性がある。

そのため一時期本土の熱帯果樹好きの間で広まったが、地植えで関東でも育つ同じフトモモ科のフェイジョアやストロベリーグァバと比べ強めの寒波がくると枯れてしまう上、耐陰性がなく日照りが必要なのであまり広まらなかった印象。

デカめの種子が1個入るのが普通だが、稀に2個〜4個入る。とはいえリブを含めればチェリー程度の果肉はあるので問題ない。

沖縄では直売所でアセロラの隣りに置かれていたが、まぁ雰囲気は似た感じか。

ただピタンガは硬い未熟果は酸味と渋味、やや苦味がありβカリオフィレンやミルセンの樹脂香が強く糖が乗らないため

触れたら落ちる程度の完熟でなければ美味しくない。

しかしキイチゴ並みにすぐに萎びたり、傷んだサクランボのようなうるみ果になってしまうため日持ち性が悪い。

そのため直売所などのものはやや未熟で収穫されたものが多いのでピタンガの本来の味には程遠い。

今回1kg取り寄せたが熟度が良いものは4玉しか無かった、恐るべし低確率のピタンガガチャ。

普通の人が沖縄で直売所のピタンガを食べてピリピリして渋くて苦いと言うのもしょうがない。

俺はそのくらいでも太ももかフトモモ科ならだいたい好きだけど。

良い状態で収穫されたピタンガは糖度11に達するので家庭菜園イチゴくらいの甘さは期待できる、ものによってはもっと甘い品種もあるだろう。

では糖度確認済みの適熟ピタンガを味見していこうか

まず見た目通りサクランボに近い蝋質で張りのある果皮とアセロラのような酸味、よりみずみずしい過熟なプラムのような弾力がありつつ果汁のジューシーな食感。

ミルセンによるわずかなマンゴーのような樹脂香にリナロールの甘い香りが乗り、咀嚼すれば桃の様な甘さにほのかな酢酸エチルのリンゴ風味を感じる。

後味にはかすかにβカリオフィレンのマンゴーの種子付近にあるシャープな樹脂香が残る。

デカい種の存在感はサクランボ程度であまり気にならない。

ピタンガを食べたことがない人はどこかでピタンガの木を見かけたら触って落ちる程度のものを分けてもらい食べてみるのがよいだろう。

ではまた。

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