フェイジョア

フルーツ☆コンクエスト

フトモモ科で関東なら露地越冬できるほどの耐寒性があり、花も美しいことから東京でも植わっているのをたまに見るフェイジョア。

グァバの仲間で甘い芳香が強いことから和名はパイナップルグァバとされているが

グァバの和名はバンジロウだからパイナップルバンジロウでなければおかしいのでは?

まてよ?パイナップルの和名はなんだ?

鳳梨?

混乱してきたから名前について考えるのはやめた。

花はフトモモ科の中でも特に美しく

ベルベットの質感で柔らかな雰囲気の桃色の小ぶりな花弁と、先端に黄色い飾りのついた紅合歓の花のような赤い雄しべが豪華だ。

花弁はしわがよる頃になると甘味が強くなり、マシュマロのような柔らかな食感でとても美味しい。製菓用の素材としていずれ定番になってもおかしくない程の逸材。

果実の糖度は14前後で、赤肉メロンくらいの甘さが期待出来る。グァバは11に満たない場合も多いのでフェイジョアの方が甘味は強そうだ。

さぁ、食べてみようか。

ゲラニオールの白い花の香りに酪酸エチルの南国果実の香りが混じり合いカットする前から独特の甘い芳香を醸し出している。

口にいれ、咀嚼すると感じる強いリナロールのレモンやマスカットに共通する黄昏色の甘い香り。

果肉は洋梨の様に滑らかだが、果皮に近づくにつれ酸味と石細胞による砂利感がある。

胎座部はアテモヤの様に弾力のある柔らかさで甘味が強い。

種は小さく全く気にならない。

後味にヘキサン酸の弱いリンゴの香りと30分以上続くリナロールによる甘い余韻がある。

味が濃く優秀な果物だが、追熟が必須で追熟が未完だと果肉は硬く強すぎる酸味とほのかな苦味がある。

手で触って柔らかさを感じるまで追熟するのが良いだろう。

南国フルーツとして知られるグァバの仲間だが耐寒性が強く、グァバよりも味が濃い優秀な果物。

追熟が未完だと不味いので大衆受けはしないかもしれないが、食べ頃であれば香り高く強い甘さと味を引き締めるキレのある酸味がある。

苗は比較的見つけやすいので気になる人は育ててみては如何だろうか?

ただし自家受粉しにくいため2品種以上ないと果実がつきにくい。

ではまた。

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