キカイミカン

フルーツ☆コンクエスト

喜界島に由来するのかキカイミカンと呼ばれる柑橘。鹿児島大学によれば沖縄のカブチーと同じとしている。

島ミカン類を栽培するとやたらキカイミカンだけ生育が早く、通常のミカン類とは異なるものであることがわかる。

この生育の速さはヤマトタチバナの特徴に近い。

キカイミカンはシークヮーサーやヤマトタチバナと同じくナチュラルキラー細胞を活性化させるポリメトキシフラボノイドを多量に含むため、がん治療のために注目されている柑橘のひとつ。

キカイミカンは単胚性で酸味がないのが特徴。糖度はなかなか高いが、酸味が無いため糖度が十分でもボケた味のものが多い。

今回もなかなかの糖度。13超えならミカンとしての甘さは期待できる。

剥いた後に残る白い筋の具合は温州ミカンと同程度。

さぁ、食べていこうか

瓤嚢は厚く強いが砂瓤の粒感は並み程度あり食感はなかなか良い。香りは弱くリモネンのほのかな甘さを感じる他、後味にかすかな苦味と過熟温州ミカンの様なノナナールやS-メチルメチオニンスルホニウム臭がわずかにある。

香りは弱く酸味がないため柔らかな甘さの印象。

実はシークヮーサーとヤマトタチバナの親になったと判明したタニブターという柑橘があるが、これは1957年に発見された無酸タチバナ(琉球タチバナ)という柑橘と同種とされる。

無酸タチバナは酸味がなく、多胚のヤマトタチバナと異なり単胚性、そしてタチバナであることから

特徴的にキカイミカンと一致する。

そのため俺はキカイミカンは無酸タチバナ、タニブターと同種かそれにかなり近い種類なのだろうと思っている。

シークヮーサーとキカイミカンに

ポリメトキシフラボノイドが多量に含まれることが発見されたというのも、シークヮーサーの親であるタニブターとキカイミカンが同種か近いものである根拠のひとつになるだろう。

ではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました