
今回もらったのはフィンガーライム。
カクテルとかに使ったら良いんじゃね?
みたいに売っている香酸柑橘だ。

森のキャビアとか、シトラスキャビアとか、なんか魚卵に例えた名前で売られていることもある。

しかしこのフィンガーライム、瓤嚢の中心にびっしりと種があり、野生種感が凄い。
まだまだ改良の余地があるのだろう。

まだある程度珍しいので種子3個で200円とかで売れそう。1個の果実からこれだから売ればそれなりに元が取れそうだ。

特徴はポロポロとほどける砂瓤。これが魚卵を連想させる。品種によっていくつかのカラーバリエーションがあるのも良い。

しかしやはり種が多い。

と思ったら種無しの果実もある。これは品種の差だろうか?それなら種無し品種のみを使えば飲食店でも利用されやすくなるだろうが…

まぁともかく味見していきますか、
まず香るのはリモネンとシトラールによるオレンジの香り、食感はキャビアというより数の子に近い強い弾力。
砂瓤が弾けるときにβ‐ピネンの針葉樹の香りとクエン酸による強い酸味があふれる。

後味にはほのかにゲラニオールのバラの香りやミルセンによる松ヤニの香りを感じるが、やはりシトラールの柑橘の香りが残る。
ライムというよりはオレンジに近い香りのバランスだ。

ミルセンやβ‐ピネンの針葉樹の香りは果皮に多いような気がするため、果実を潰して粒をひねり出すときに果皮の油胞からの香りがある程度香りのバランスを左右するかもしれない。

フィンガーライムはキャビアのようなねっとり食感ではなく数の子のような強固な粒感であるため、酸味を活かしてカルパッチョに使うのが良いと思う。

うん、香りが強すぎないため真鯛のような独特の旨味を持つ淡白な白身魚によく合う。
酸味の強さも魚と合わせてキレのある味に仕上げるのにちょうどよい。

流行りだしたのが8年くらい前だった気がするが、やっと流通しだしたのは4年前くらいからか…
まだまだ新しい食材だが、可能性は大いに感じる。
ではまた。



コメント
うちで成ったのは種子が全く入らないから品種によるところが大きいと思う
暑さ寒さに意外と強いけど、めっちゃ肥料食いです😋
多品種盛りされたパックは明らかに種ありと種無しの品種がある感じだったので、やはりそうですよね。