ロングドゥートの秋果

フルーツ☆コンクエスト

バナーネとも呼ばれ、一果で300gを超えるとされるロングドゥートもじつは秋果になると小粒になる。

今回はロングドゥートの秋果があったので食べてみよう。

ロングドゥートは日の当たり具合や時期で黒っぽいイチジクになったり、黄色いイチジクになったり、時には緑のまま熟す。

今回の糖度は31.3、ロングドゥートは秋果になれば糖度30を余裕で超える。

さぁ、食べていこうか

まず感じるのは果皮のザラッとするが柔らかい食感にグアヤコールのスモーキーな香り、次に強烈な甘さとペクチンの濃厚なジャムのような食感にべンズアルデヒドのミルキーな甘い香り、そこにリナロールのオレンジのような香りと適度な酸味が加わってまるで濃縮イチゴにややミルクを加えたような風味に感じる。

余韻にはフラネオールのような溶かしたザラメ糖みたいな甘い香りとβピネンの針葉樹のような香りが残る。

果肉の赤さも相まってイチゴジャムの実という表現がふさわしい。

夏果はきちんと巨大でロングドゥートの名前の通りのインパクト。

果梗あたりからバナナのように剥けるのでバナーネという名前もなかなかのセンス

夏果でもなかなか糖度は高いので入手しやすいイチジクの中ではオススメできる品種。

7月中旬の夏果にはやや未熟な状態だと花粉のある雄花が混じる場合があり、交配用のオス親としての期待ができる。

イヌビワとも受粉は可能だが、このくらいのサイズでみな枯れてしまう。

イヌビワとイチジクの交雑は数%しか生き残らないというが、正しい情報のようだ。

サイズ、糖度共に揃ったロングドゥートは糖度20に満たない場合がほとんどのドーフィンよりも商品価値が高いのでは無いだろうか。

ではまた。

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