幻の群馬のリンゴとされるぐんま名月をもらったので味見していく。

あかぎとふじの交配種で、あかぎはゴールデンデリシャスと紅玉の子。
この家系なら美味いに決まっている。

ぐんま名月は前述のとおり紅玉の遺伝があるため、紅玉ゆずりの斑点落葉病耐性がある。
斑点落葉病は家庭菜園リンゴの大敵なのでこの耐性があるということはぐんま名月は家庭菜園にもオススメできるリンゴということ。

屠龍刀で両断すると蓄積されしソルビトールが月夜の如く輝き、みずみずしい果汁がしたたりおちる。
(訳:包丁で切ったら少し蜜入りで果汁が多い。)

糖度は15前後、リンゴで15あればかなりの甘さだ。さすが幻のリンゴ。

さぁ味見していこうか、
まず香るのはヘキサノールの鮮烈な青リンゴの香り、次に果汁の強い甘さとかすかな酸味、蜂蜜やパイナップルのような酪酸エチルの完熟した甘い香りが追従してくる、ただ芯には酢酸ブチルの梨のようなマットな質感の甘い香りが通っている。

食感は緻密なスイカのようにシャクシャクと崩れるが、噛み締めるとミシミシとした食感で果汁があふれる。
後味にはヘキサナールの青い果実の香りとあるかないか分からない程度のかすかな渋味が余韻として残る。
蜂蜜のような香りがある酸味の少ない甘いリンゴですね。

果皮を取り除くと鮮烈な青リンゴの香りや蜂蜜のような香り、後味の青臭さと渋味が弱くなり
梨のような酢酸ブチルの香りが主体になる。
梨で言えばまるであきづきのような香りだ。

ということでぐんま名月は皮ごと食べるのがオススメですね。
フレッシュかつ濃厚な香りは果皮付近に集約されているように感じました。

少量でも強い香りなのでサラダや冷麺などにもよさそうなリンゴ

ではまた。
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