グラニースミスアップル

フルーツ☆コンクエスト

池袋では長野県産グラニースミスが毎年売っているのでたまには味見してみようか。

果皮の緑地に白の斑点が特徴的。

調理用のイメージがあるが、黄色くなるまで熟せば酸味も適度になり甘味も十分になる。

オーストラリアのスミスおばあちゃんがFrench crabというリンゴの種子を育てたら、元の品種とは別の品種になったので

スミスおばあちゃんの名前をとってグラニースミスと名付けられた、みたいな感じの品種。

紅玉とグラニースミスの子供は最近日本でも人気が出てきたピンクレディの親品種になったというからスミスおばあちゃんの血は脈々と受け継がれている。

糖度は7.4、ニンジンくらいか。

味見してみると

バリバリした食感にみずみずしさが目立つ未熟なリンゴの様な果肉、ヘキサノールのいわゆる青リンゴの香りにα‐ファルネセンのやや濃さの感じられる青リンゴの甘い香りが乗る。キレのある酸味とわずかな甘味、後味にはヘキサナールの青い香りと果皮の淡い渋味が残る。

香りよく爽やかだがやや物足りない味わいだと言える。

調理してみたらどうか?わざわざ未熟で収穫されているのには訳があるかもしれない。調理用としての知名度が高い品種だから尚更そこに焦点を当てて作られていることだろう。

バターを引き蜂蜜を垂らし、蜂蜜がカラメル化するまで焼いてみたグラニースミス。

やはり物足りないと感じた部分に蜂蜜の甘味とバターの香りが入り込みパズルのピースをハメてくれている。

キレのある酸味が調味料に負けず、焼いても残るサクサクとした食感は未熟果だからこそだろう。

これは美味い。

スミスおばあちゃんが蒔いた1つの種が調理用リンゴの代名詞となるほど普及したグラニースミスになったというのが種子から植物を栽培する面白いところ。

種を蒔け、さすれば与えられん。

世界一高価な高級品種も、世界中で見られる普及品種も

元は1つの種から育ったものだ。

あなたが作物を食べたときに捨てた種子が誰かを感動させる力を持っていたかもしれない。

ではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました