
むかしむかしあるところに世界でも希少なジャバラ農家がおりました。そこに毎年なぜかこんなマイナーな食べて美味しいわけでもないジャバラを大量に注文する客がいたので、ジャバラ農家は聞きました。
いったい毎年毎年そんな大量のジャバラをなにに使うんだい?と
すると客は言いました
毎年毎年花粉症が辛かったのですがジャバラを皮ごとジュースにしたものを飲むと、何故か花粉症がおさまるのです。
と
このような話しがテレビのドキュメンタリーで放送されてから、あれよあれよと言う間にジャバラのど飴などが開発されて、3年くらい前からオーガニック系ショップやデパートでジャバラが販売されるようになってきた。
今年は新宿高島屋でも販売されていた。

そんなジャバラを解析するとフラボノイドの1種であるナリルチンという成分が他の柑橘と比べ多量に含まれており、ナリルチンにはアレルギーを抑制する効果があることがわかったそうだ。しかも名前の由来は邪悪を払うと書いての邪払。
邪悪(花粉症)を払う救世主になるかもしれない。

近年の研究でジャバラはユズとクネンボの自然交雑種だとわかったようだが、確かにジャバラには強いクネンボ香があり春菊のような独特な香りは好みが分かれる。ユズ系のゴワゴワ感とクネンボの粗い油胞があわさりよりゴワゴワした質感の果皮になっている。

意外にも薄い瓤嚢膜は温州ミカンと同じでクネンボ由来か、砂瓤のやわらかで潰れやすい感じと薄黄色の色合いはユズに近い。

糖度は13.3でなんと温州ミカンくらいはあり中々優秀かもしれない。ジュースにしてもこれなら飲み応えあるだろう。

さぁ、食べてみようか
果皮に非常に強いペリルアルデヒドとαピネンの春菊の香りがあるが、果実の春菊香はほのかに香る程度、かすかなリナロールの甘さにシトラールのレモン香とシャープなγテルピネンの柑橘香が強く感じられる。
瓤嚢は温州ミカンのように薄く、砂瓤も柔らかい。酸味がややつよいがマイヤーレモン程度で甘味も感じられる。

マイヤーレモンのように生食しやすい香酸柑橘という感じで、糖度も高く酸も強い。ジュースにするにはかなり良いバランスかもしれない。ただし春菊のような強いクネンボ香があるため好き嫌いはわかれる。
花粉症つらい方は試してみては如何だろうか。
ではまた。



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