イチジク/LSU Improved Celeste

フルーツ☆コンクエスト

Fruit☆Conquestのコーナーではフルーツの味見をしていく。第一弾はイチジク、なんか庭になってたから。

日本ではいま空前絶後のイチジクブームだが、そのブームの火付け役になったLSU Everbearingというイチジクがある。

LSUシリーズはルイジアナ州大学のエド・オルーク博士が開発したとして日本では広まったが、最近ではLSU Everbearingはルイジアナ州大学の研究施設に植わっていただけのKadotaだったとも言われているようだ。

今回はそんなLSUシリーズの本物?LSU Improved Celesteの味を見て行こう。

ところがそんなLSU Improved CelesteもLSU O’Rourkeという別品種の名前で販売されることも多く、購入者の混乱を招いている。

LSU O’Rourkeは果肉が琥珀色であり、果肉に赤味がさすLSU Improved Celesteとは異なる。

色は緑地に赤や赤紫の条線が入り、日に当たるにつれて地色に赤紫が被さるようになる。夏果は赤や紫が出ずに黄色や黄緑色に熟す事もある。

夏果でも糖度が高く、まだ硬く引き締まった果実でも糖度24はある。出荷するならこのくらいの熟度になるだろう。

秋果にもなれば糖度30を優に超え、異次元の糖度をたたき出す。

この点は親品種のセレストに似たのだろう。

肝心の味だが、はじめは優しい甘さとベンズアルデヒドのミルキーな甘い香り、そこにやや酢酸イソアミルのメロンのような香りが乗り、

ペクチンのトロみに包まれた弾力のある桑の実のような食感の果肉とわずかに種子のプチプチ感を感じる。

最後に強い甘味と共にマルトールのような白砂糖のような甘い香りが残る。

グアヤコールやβピネンのようなイチジク特有のローズマリーに近いハーブの香りは噛み締めるとわずかに感じる程度。

シュガー系の極甘イチジクだ。

LSU Improved Celesteは一度イチジクの野生種イヌビワと交配したことがある。

交配にはイヌビワを父に、イチジクを母にしたが受粉率は高く交雑種はワラワラと大量に生えてくる。

しかしイヌビワとの交雑種は0.5%しか生き残らないらしく、前情報通りに葉っぱ6枚程度で枯れてしまった。

またいずれ試そうと思う。

ではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました