
日本に自生する絶滅危惧種の1つ、ヤマホオズキ
以前味見した果実は糖度が高くエグみ無く、風味も良かったが
毒性があるとされるため再度味見してみた。

香り良く、栽培品種化の可能性を感じたが複数株からの味見をしていないため、今回は複数株からの果実を味見していく。

普通のホオズキ類と異なり袋に弱いトゲがあり、他のナス科と同様に陸貝類からの食害を減らすための機能がある気がする。


普通のホオズキと異なりはちきれんばかりにパンパンに袋に詰まっている果実。

古いナス科の植物はホオズキ型で、袋に空気が入っているため水に浮いて、川や海を渡って生息地を広げたようだが
ヤマホオズキは沈みそうなくらいパンパン。

糖度は14以上で高い、トマトでもなかなか出せない糖度。この糖度の高さなら十分フルーツと言って良いレベル。

さぁ、味見してみようか
厚めの果皮に緻密で柔らかい果肉、強い甘さとリモネンのようなオレンジの風味に、ほのかな酸味とγウンデカラクトンのような桃風味が乗るが、
かすかにチャコニンの様な鉄を噛んだような酸味と、後味に青葉アルデヒドのトマトのゼリー部やイヌホオズキにあるような弱い青臭さ、低量のソラニンなのか未熟トマトのピペリジン酸の様な苦味が果皮に残る。

かすかだが確かに毒性を感じることができた。
基本的にオレンジ風味で甘味が強い果実なので以前味見したもののように味の良い個体も出やすいだろう。いずれ選抜や交配で食用化を試みたい。

ではまた。



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