
2001年突如として現れた謎の集団。
彼らは名乗る——“はっぱ隊” と。
常識に縛られず
服にも縛られず(※葉っぱは着用)
彼らの楽曲“YATTA!”は爆発的人気を得て伝説となった。
その伝説の謎の集団、はっぱ隊が着用していた唯一のものがこのモンステラの葉っぱである。

そんな伝説の葉っぱを持つモンステラ、果実も幻獣級でまるでドラゴンの尾のような外見をしている。
さらにこの果実、果皮を剥いて食べてしまうとチクチクした痛みに襲われてしまうため果皮を剥いて食べる事はできないのだ。
もちろん果皮ごと食ってもそれは同じ。

それではどうするかというと、モンステラが果皮を脱ぎだすまでひたすら待つのである。
モンステラは食べ時を人に選ばせない気高い果実なのだ。

果皮は根元から爆裂し、剥がれだすが、果皮がまだ浮いていない部分の果肉をかじってしまうと
口内がチクチクと痛むため注意だ。
感覚としてはわたパチのパチパチ感が強くなった感じ。
サトイモの茎葉をかじった時と同じ痛みだ。

ウロコを無理に剥がしたりせず、勝手にウロコが剥がれだした部分だけを食べるのがドラゴンの尾の食べ方。

糖度は高く、最高で27%を超えることもあるが今回は20程度。まぁそれでもかなりの甘さが期待できる。

さぁ毎年食べてるモンステラ、今年も食べていこうか、
バナナの様にねっとりと柔らかく、しかし多汁で果肉の粒は柔らかいが潰れても崩壊せずしぼんで残る。
他に例えるものが無い食感。
甘味はかなり強く、適度な酸味がありパイナップルに近い甘酸のバランス。

口に入れると香りはまずリナロールの花の様な甘い香りが漂い、咀嚼するとヘキサノールの鮮烈な青リンゴの香りが現れ、次に酢酸ブチルの優しい梨の様な香りが芯に乗り、最後に酪酸メチルのパイナップルの香りを纏う。後味には酢酸イソアミルのバナナの様な香りがわずかに残る。

モンステラを食べていると極稀に小さいギンナンのような種子が現れる。

わりと簡単に発芽するので蒔いてみるのも面白いと思う。

小さいうちはモンステラ特有の切れ込みはない。土質は選ばないが水はけよく水持ち良い土が良いだろう。

耐寒性はトウガラシ程度なので関東なら11月末には室内に入れないとキツイかも。
種子から果実がなるまで何年かかることやら、南国にお住まいの方なら早いかもしれませんね。

とりあえず残りを食べるためにはまた爆裂してくるまで待たなければならない。

ではまた。



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