
ワイルドフルーツジャーニーのコーナーでは野生のフルーツを紹介していく。
第一弾はこの果実、誰もが見かけたことがあるがだいたいの人は食べたことがないフルーツ。
野生動物には意外と食べられており、タヌキは特に好んでよく食べる。
パンダが日本から居なくなったあとには世界的に珍しい動物であるタヌキが動物園で活躍するかもしれないと言われているが
タヌキのエサとして栽培されたりする未来があるかもしれない。
一応、金兵衛、藤九郎、久寿などの栽培品種もある今回の果実。

果肉の糖度は野生種でありながら驚異の30%超え、タヌキがもりもり食べるのもわかる圧倒的な糖度。
黄熟した小粒のシャインマスカットや銀バナナ、シャカトウやハイクラスのイチジクに匹敵する糖度だ。

しかし糖度計はでんぷんなども糖として計測するため果汁だけで計っても数値ほど甘くない場合もあるし、糖の種類や温度によっては数値以上に甘い場合もある。
味見してみないと信用できない。
さぁ食べてみようか。

うん、糖度計の数値通りめちゃ甘い、食感は見た目通りほとんどマンゴー、わずかだが酢のような酸味、そして渋柿のような後味。
香りはヘキサン酸メチルの青リンゴのような香りを中心にリナロールのような柑橘香が感じられ、酪酸メチルのアンズのような香りが後味に残る。しかし全体を通してヘキサン酸自体の酸化した油臭、ウォッシュチーズやドリアンにあるようなブタン酸のミルキーな腐敗臭が追い被さり鼻に抜ける。
渋味が無ければワンチャン食いものにできる味ではある。
果皮の匂いが強いため、匂いも果皮を剥いて口に入れてしまえば3日目のドリアンよりはマシかな?

今年もたわわに実り秋の道端を特有の香りで彩るこの果実。そう、最初からわかっていたと思うがイチョウの果実である。

香りと渋味はともかく豊産で糖度が高く見た目も美味そう。腐敗臭、渋味、毒性を除去できたら食用になるかもしれない。
秋のサクランボ的なキャッチコピーで。

でもやっぱどう頑張ってももっちもちの銀杏のが美味いわ。

ではまた。



コメント
ぎんなんは臭いも独特なのに甘みがあるというのが意外でした。
毒があるとのことですが身体は大丈夫でしたでしょうか…
飲み込まなければ大丈夫っぽいですね、香りも口の中に入れれば弱くなります。
ありがとうございます。
自分も試してみましたが、後味で結構渋みが強い印象でした。
ただ、食べた後に牛乳等の油物系と合わせたら残った渋みを除去できました。
飲み込んでしまいましたが痒みは出ませんでした。